効率化の先にあるもの

効率化。
大好物な一言だ。
面倒な仕事は機械に任せる。
空いた時間は自分のために使う。
”理にかなっている”とはこのことだろう。

効率を突き詰めた先にあるものは何か?
”開かれた疎空間”という安宅和人氏の理想が、自分のイメージに近い。

自分に当てはめるなら…
コーヒーを淹れる時間。
旅先を歩く時間。
本屋で物色。
寄り道。
雑談。

数字では測れない時間。
手間そのものに価値がある時間。

食事も似ている気がする。
手軽さ。
時短。
便利さ。
完成された味。

もちろん魅力はある。
否定する意図もない。
じゃあ、毎日がそれで満たされるか?と言えば、自分は違う。
食いきれない頂き物の食材を、文句を言いながら調理したり。
その日の気分で味を変えてみたり、実験をしてみたり。
そんな時間も嫌いじゃない。

少し手間をかける。
季節を感じる。
香りを楽しむ。
そんな余白。

効率は手段。
人生の目的ではない。

少しくらい非効率な試行錯誤をする時間。
案外、その方が暮らしに”手応え”を感じる。

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