万病回春

「万病回春」という古い中国の本をAIを使って少しずつ解読中。
ざっくりいうと、約400年前に書かれた漢方の医学書。
186種もの病証に対して理屈よりも”実際に効くこと”を重視した臨床の本だ。
日本の漢方医学にも大きな影響を与えた…とされている。
が、これをそっくりそのまま現代に再現するのは、だいぶ問題がある(苦笑)

例えば”中風”(今でいう脳卒中のような病)に対する記述。

内容は実にシンプル。

・脾胃を整える。
・半夏(漢方薬)を使い痰を取る。
・腹部への施術。

現代の救急隊員に見られたら、全力で怒られそうな一文である(笑)

急性期なら、その判断が最優先。
実際に自分も脳卒中の人を目の前にして、呑気に腹を揉んでる気になぞなれない。

一方、興味を引かれたのは別の部分。

約400年前の医学書に、
「脾胃を整えると脳にも影響する」
そんな発想が書かれていること。
近年は腸脳相関という言葉も耳にする。
昔の医家は理論より先に、臨床の積み重ねから何かを掴んでいたのかもしれない。

実際、腹の調子がいいと頭もスッキリしていることが多く、気分も良い。
逆に腹が落ち着かないだけで、なんとなく思考力や判断力が落ちて、パフォーマンスが下がる。

東洋医学や古典は、現代医学とは考え方も違う。
エビデンスという尺度だけでは測れない部分もある。
そんな議論はSNSで今日も続いている。

過去の歴史を振り返り、その積み重ねを現在に活かす。
日々の養生に取り入れられるものは積極的に参考にする。
それも決して悪いものではないと思う。

そして、急性期の脳疾患の際は、迷わず秒で119番に連絡することを重ねて注意しておく。

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