ブレンドコーヒーの美学

ネットでコーヒーの情報を見ていると、シングルオリジンに関する内容が多い気がする。
実際、シングルオリジンは素晴らしいと思う。

産地の個性。
品種の個性。
生産者の工夫。
その豆が持つ物語を、そのまま味わえる面白さ。

富良野で農作物の生産者と関わっていると、なおさら肌で感じることがある。

でも、ブレンドコーヒーにも美学がある。

異なる個性を組み合わせることで出る面白い味。
物足りない部分を補うこと。
長所を引き立てること。

コーヒーは農作物だ。

収穫の時期や農園によって味が違う。
シングルオリジンはその小さな変化を楽しむ。
ブレンドはその小さな変化を調整して、常に一定の味を目指す。

一つの豆の個性をそのまま味わう楽しさ。
複数の豆を調理して理想の味をつくる楽しさ。

どちらが上とか下とかではないと思う。
結局は、どっちも好きだし、気分で選べるのが良いと考えている。

なので、一辺倒のポジショントークは正直ちょっと疲れるので苦手だ。

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