調理実験 ~デザート編~

久々の調理実験レポート。
ついにお菓子類に手を出してしまいました(苦笑

といっても、単に甘いものを作ろうって話だけではなく、
東洋医学的なお話が主体にあったりするわけで。
作り方の前に、ウンチクを長々(謝

*黒糖も食いすぎたら毒になるから、その辺は自己責任でよろしく。
 あくまでも「白砂糖や他の甘味料よりマシ」ってだけの話です。

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■甘味に関するコラム(東方栄養新書より抜粋)より
 甘味(特に白砂糖)の過剰摂取による弊害。

1)児童肥満
2)胃腸機能の低下
3)虫歯
4)精神異常
5)アレルギー症状の発生

<以下、藤本書>
過剰摂取による肥満や胃腸機能低下は健康に害があるのは
疑う余地もなく、単純にエネルギーを消化しきれてない状態。
虫歯に関しても、カルシウムの代謝に弊害が出てる結果だが、
その前にちゃんと歯を磨け!って話。長さんに怒られますよ。

問題は、4)と5)。
元々エネルギー量が多く、疲れたときは甘いもので栄養補給をするもの。
加えて、代謝には糖分が必要不可欠であり、特に肝機能維持には絶対。
つまり、適切な量は摂らないと健康維持は出来ない栄養素。

そんなガソリン的な栄養も、消化できずに溜まっていくと
上記のような弊害として暴走開始。
以下、資料を書き写すと…

【東方栄養新書、薬用食品辞典より引用】
『糖分を取りすぎると、糖分のビルビン酸と乳糖の代謝が異常に高いため
ビタミンB1を大量消耗し、ビタミンB1群が不足。
同時にビルビン酸自体が脳内に溜まると精神異常の引き金になる。

またビタミンB群の不足はアレルギー反応をおこしやすくさせ、
多種の食品や薬に対し、過剰に反応すやすくなる』

<以下、藤本書>
最近のお子様のちょいとオカシイ行動やアレルギー反応の原因として
生活習慣の変化の他に、食生活の欧米化が挙げられているが、
代表的な原因としてジュースや菓子類の過剰摂取。次点で野菜不足。
つまり、エネルギーを摂るだけとって、代謝させるビタミンが不足している。
加えて、運動量も減っていればその弊害はとんでもない形で出てきているって話。
実際、清涼飲料水の類って表記カロリーの割りに糖分が多く、
その量を目で見てみると「マジで!?」ってくらいの量になる。

んじゃ、甘いものやめて玄米とひじきで生活できる?
それが出来れば苦労はまったくねーわけで、考えたのが今回の実験メニュー。

砂糖を目の敵にして、「黒糖」を使用。
味的には若干クセがあるものの、栄養価は白砂糖の比にならないほど高く、
鉄分、カルシウム、ミネラル、ビタミンB群も多く含む。
そのくせ、カロリーも比較してみると低かったりする面白いヤツ。
これを使って美味いデザート類が作れれば、結果オーライなんじゃねぇ?
季節的にもぼちぼち暑くなってきてるので、冷たいものがいいなぁ…と
考察を重ね、そして、ココアと抹茶が余っていた結果、アイスクリームに。

味的にも、黒糖独特のクセもそんなに気にならず。
さらに手作りなので、砂糖量の調整も出来るので体調管理もしやすいかと。
自分や家族の健康を自分で守れたらかっこよくないっすかね?(笑

いや~、長々とスイマセンでした。では作り方です(謝

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■黒糖アイスクリーム
材料
1)生クリーム:1パック(植物性推奨)
2)卵:1個
3)ココアパウダー:小さじ5~6杯(お好みで増減)
4)黒糖:小さじ5~6杯(お好みで増減)

作り方
1)卵を黄身と白身に分離。メレンゲを作る(量増し目的^^;)
2)生クリームをひたすら泡立てる。硬くなりすぎないよう注意。
3)メレンゲ、生クリームを混ぜ合わせた後、ココア、黒糖、黄身を混ぜ合わせる
4)タッパーにいれて、冷凍庫へ。1日待って出来上がり。

余談
・ココアを抹茶に変えれば抹茶アイス。
・ジャム類に変えれば、いちごアイスやメロンアイス。こいつらも激安品は成分確認要。
・バニラエッセンスはオーガニックモノを推奨。着色料や香料を多く含むものもあるので注意。
・アスパルテーム等、人工甘味料は低カロリーだが発ガン性が報告されているので論外
・ステビオは妊娠抑制作用が報告されているので、女子は止めておいたほうがいいんじゃねぇっすかね?

*黒糖も食いすぎたら毒になるから、その辺は自己責任でよろしく。
 あくまでも「白砂糖や他の甘味料よりマシ」ってだけの話です。
 …大事な事なので2回書きました(笑

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